「マイルを使えば世界一周ができる」と分かってから、次に考えたのは具体的なルートでした。
行きたい場所はいくつも思い浮かびましたが、それをどう繋げていけばいいのかが分からなかったのです。
まずは、夫婦で「行ってみたい場所」を出し合うことから始めました。
ヨーロッパの街並み、南米の絶景、これまで写真でしか見たことのなかった場所を、実際に自分たちの目で見てみたいという思いがありました。
ただ、行きたい場所を並べるだけではルートにはなりません。
次に考えたのは、「いつ行くか」という点でした。
同じ場所でも季節によって見られる景色が変わるため、できるだけベストシーズン近くで訪れたいと考えたからです。
さらに、マイルを使った特典航空券にはルールがあり、航空会社や路線によって行ける場所や順番にも制約があることが分かってきました。
理想だけではなく、現実的に組み立てていく必要があったのです。
そうして試行錯誤を重ねていくうちに、少しずつルートの全体像が見えてきました。
点だった行き先が、線としてつながっていく感覚でした。
この瞬間、「本当に世界一周に行けるかもしれない」と実感したのを覚えています。
▶ 次は「実際に航空券をどう取ったか」です


